toggle
2020-02-24

ザ・ドロップアウトウルトラ解放フェスティバル

漫画家の小林よしのりは1990年代前半、自身の漫画「ゴーマニズム宣言」でザ・部落 ウルトラ解放フェスティバルなるものの開催を提案していた。(実際に開催されたという記録はない)

1990年代の前半には部落差別がまだ今より強く残っていた。

実際に被差別部落の住人が友達からいじめを受けたり、一度はまとまっていた愛する人との結婚が部落出身だからという理由でなくなってしまったりということもあったみたいだ。

そのせいで部落出身であることも引け目を感じている被差別部落出身者もいた。

だがもちろん部落出身者の中には有名ミュージシャンやスポーツ選手など周りから尊敬を集めるような人もいた。

そこで小林氏はそういった被差別部落出身でありながら社会に認められるような功績を残した方々(芸能人、スポーツ選手、お金持ちなど)を集めるフェスティバルを開催したらどうかという提案をした。

そこで成功者達に「自分が成功したのは、自分が美人なのは、自分が頭がいいのは部落出身だからなんだ。自分は部落出身だからすごいんだ!」と語らせようというのだ。

それを聞いた部落出身の人たちは自分が部落出身であることを誇りに持てるようになるし、部落出身でない人たちは部落出身の人を羨ましく思うようになる。

僕がこの「ドロップアウトな天才たち」というコミュニティを始めようと思ったのも似たようなモチベーションがあったのかもしれない。

今の現状、日本ではドロップアウトの人たちはある種の引目を感じながら生活をしていることが多いだろう。特に中高時代に進学校などに通っていてエリート至上主義、学歴至上主義を植え付けられてしまった人はそういう傾向が強い。

しかし、実際にはドロップアウトであろうとも、いやむしろドロップあうとであるからこそ才能を発揮できる人というのもいる。

このコミュニティからすげぇことをやったり、すげぇものを作ったりする人がどんどん出てくれば、「これが社会から離れることで発揮されるクリエイティビティか」、「ドロップアウトすげぇ!」、「俺もドロップアウトしたい!」ということになる。

そうすれば未来の学生も大学に通っておかないと生きていけないんじゃないかとかいうことで悩む必要もなくなる。

ドロップアウトな天才達よ、僕たちの誇りを取り戻すために今こそその才能を解放させよ。

定京俊樹


スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

Amazon kindleにて自身の著書を出版しました!!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。