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2018-07-29

サッカー球回し騒動が未来を担う子供達に与える影響

前回の続きです。

さて、問題となったあの試合ですが4年に一度のワールドカップでの大事な一戦という事で世間にもとても注目されていた試合でした。それだけにあの事件が世間に、特に未来を担う子供達に与えた影響はとても大きいです。

では実際にどういった影響を与えたのかという事を二つの側面から話していこうと思います。

まずは教育的な面で与えた影響について述べていきます。

スポーツにおける教育的価値の中で一番大事なのはフェアネスの概念を学ぶ事です。そういった面では日本代表がとった戦略がフェアといった概念から程遠いものであったことは前回述べた通りです。

もしかしたらあれを見た子供達はルールさえ守っていればどんな卑怯な事をしてもいいのか。という風に考えるようになるかもしれません。

これはスポーツをやる意義に関わるとても重要な問題です。

 

もう一つは子供達のビリーフ(信条、考え方の性向といった意味)に与えた影響について述べます。

スポーツでも普段の生活でもそうですが私達が何か目標を達成したいと思った時に一番大事なものは自分は絶対にその目標を達成できるんだという自尊心です。

そして子供達がこういった「自分ならできる」といった思考をできるかどうかというのは普段目にする事、耳にする事というのが大きく影響します。特に今回のような影響力をもった人たちの行動というのは子供達のブリーフの形成に大きく関わるでしょう。これが普段からサッカーの選手に憧れを抱いていた子供達だったらなおさらです。

そういった中で日本代表は観客やファン、また相手チームに対して失礼であることを分かっていながら、もし下手に動いたら点を取られてしまうかも分からない。だから下手に動かず球回しでもしていよう。という自尊心のかけらもないプレーをしました。

本来、極限状態で戦うスポーツ選手というのは「俺たちはすごいやつらだ」。と常に高い自尊心をもってプレーをするべき存在です。選手達はインタビューで監督の采配だったからしょうがないという事を言っていましたがもしそれを本心で言っていたのならとんでもない事です。もし監督が決めてああいった戦略を取らざる得なかったのだとしても「なぜ自分達があんなみっともない事をしなきゃいけないんだ」。と憤慨するぐらいが丁度いいのです。

是非とも子供達には反面教師にして欲しいです。

 

今回ここまで強く私が彼らのプレーを批判しているのは彼らが皆プロのスポーツ選手であるからです。プロのスポーツ選手というのは世間が注目して中でスポーツをしてなんらかの機能を社会に提供するのが仕事です。もちろんその機能とはエンターテイメントというの機能だけではありません。

現にスポーツ選手はよく子供達に夢を与えたいという事を言っています。この言葉が何を意味するのかはちょっと分かりませんが何か社会に役立つ事をしたいと思ってることは間違い無いと思います。

スポーツ選手はもっと自分達が今社会に対してどんな機能を提供できていて今後どんな機能を提供していきたいのか、という事をもう一度よく考えるべきです。

 


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