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2017-07-14

情報空間におけるホメオスタシス

こんにちは。定京俊樹です。

突然ですが、ホメオスタシスという言葉はご存知ですか。

ホメオスタシス(恒常性機能)というのは元々は生物学の用語で生物がその内部環境を一定に保とうする機能の事です。

生物は常に変化を嫌い今ある現状を維持しようとします。

例えば、人間が42度のお風呂に入ったとしても体温が42度になる訳ではありません。汗をかくなどしてほぼ一定の体温を保ち続けます。

これはホメオスタシスのなせる技なのです。

このホメオスタシスですが、実は情報空間にも広がっています。

どういう事かというと私達人間には自分の体だけでなく今目の前に広がる現状をできる限り維持しようとする仕組みが備わっているという事です。

例えば、年収500万円の男性がいて、ある時その人が宝くじで一億円当てたとしましょう。

その男性は今まで一億円なんて大金を手にした事がありません。ですからもちろん喜びはしますが無意識がなんとなく違和感を感じてしまい、おそらくとことん無駄遣いをしてしまうでしょう。自分にとっての現状を維持する為に強烈に無意識に働くのです。

これが情報空間に働くホメオスタシスの一例です。

こういった事は皆さんにも経験があるのではないでしょうか。

ダイエットをしたい。学校の成績を上げたい。でもイマイチ踏ん切りがつかずいつも失敗してしまう。もしくは一時的には上手くいってもまたすぐに元に戻ってしまう。これはホメオスタシスが現状を維持しようとするがあまり、悪い方向に働いてしまった例です。

ではこれに対する解決策はないのかというともちろんあります。

皆さんは私達が風邪をひいたり何かウイルスに感染してしまった時にどうして熱を出すのか知っていますか。自分の免疫システムが働いて白血球が菌と戦ってその付属物みたいな感じで発熱するわけではありません。順番が逆です。白血球は熱が上がると増殖し活性化するという特徴があります。そこで菌と戦おうと思うと脳が司令を出して熱をあげるのです。つまり菌を倒す為にホメオスタシスが働くべき現状そのものを新しく設定し直すのです。

何か現状を打破したいという時もこれと同じことをすればいいのです。

ダイエットしたいという方は自分が痩せている、成績を上げたいという方は毎回テストで満点を取っているというイメージを持ちそれが自分の現状であるかのように臨場感を持つのです。

そうすれば情報空間に広がったホメオスタシスがいい方向に働き嫌でも無意識が目標を達成してしまうのです。

 

 


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